2025年8月5日、「まちポ」は一般社団法人Smart Citizen Hubと共催で、スマートシチズン研究会 powered by 「まちポ」を開催しました。第1回となる今回は、株式会社海外需要開拓支援機構(通称:クールジャパン機構)の専務執行役員である御友重希(みともしげき)氏を講師に迎え、地域DXの最新動向についてお話を伺いました。
また、今回は、北海道・東北・東京エリアの自治体職員様のほか、地域おこし協力隊やCIO補佐官など自治体関連の皆様、さらにCivicTechを推進する団体やGovTech関連企業にご参加いただき、地域DXについての意見交換・ディスカッションを行いました。
スマートシチズン研究会 powered by「まちポ」とは
デジタル化されたスマートシティ時代においては。主体的に地域社会に参加する「スマートシチズン」の育成が不可欠です。スマートシチズンを育むために必要な技術、インフラ、制度についての研究を行い、その活動を周知することで、全国各地におけるスマートシチズンの育成や風土醸成に貢献していくことを目的として活動する研究会です。
運営元である一般社団法人Smart Citizen Hubでは、これまで「デジタル田園タウン研究会」という研究会を20回開催してきました。
一般社団法人Smart Citizen Hubオフィシャルサイト
「デジタル田園タウン研究会」の開催報告
この度、「まちポ」との共催によりこのデジタル田園タウン研究会をリニューアルし、スマートシチズン研究会 powerd by「まちポ」を改めて開催することとなりました。
第1回開催レポート
第1回となる今回は、クールジャパン機構専務執行役員である御友重希(みともしげき)氏を講師にお迎えし、「日本のらしさを、もっと世界へ。~海外需要開拓と企業・地域・国の持続・成長~」と題した地方DXの最新動向について約50分の講演を実施し、その後本研究会に参加いただいた約20名の自治体及び民間企業のDX担当者による意見交換やディスカッションを実施いたしました。
伸びゆく海外需要の取り込みを狙うクールジャパン戦略の概要や過去の取り組みを紹介いただくとともに、特に地域人口の減少という課題を抱える中で日本全国の文化や商品・サービスを海外市場に対して展開していくためにDXが不可欠であること、そして各地域においてどのようなDXを行っているかを具体的な事例とともに紹介いただきました。
今後の開催について
スマートシティ構想を実現するためには、まちづくりに主体的にかかわる住民・市民「スマートシチズン」が重要です。本研究会では、「スーパーアプリ」「地域通貨・ポイント」「スタートアップ」など、住民・市民寄りのテーマも広く扱っていければと考えております。
単に話を聞くだけではなく、質疑応答・参加者同士での議論・意見交換ができると良いなと思っています。
今後の開催については、Peatixのイベントページにてご案内いたしますので、ぜひフォローいただけますと幸いです。第2回は、「観光DMO」をテーマに、2025年9月の開催を予定しております。